クラウドサービス利用時におけるWebアクセスの課題を、クラウド上で最適な経路に振り分けることで解決するネットワークサービスです。セッション数の増加、トラフィックの増加によるゲートウェイ機器の圧迫などを解決します。

サービス概要

IIJクラウドプロキシサービスの特長
  • 用途に合わせた最適な振り分けを、クラウド上で実現

    クラウド上のプロキシがお客様の通信を適切に振り分けることで、ファイアウォールやプロキシなどの機器への負荷を軽減できます。
    拠点側で振り分ける場合に必要な専用回線や機器が不要であり、コストを抑えられます。

  • 宛先リストの最新化はサービスにお任せ、ルール作成をより簡単に

    Microsoft 365をはじめとしたクラウドサービスは、日々URLや宛先IPアドレスが更新されます。本サービスではこれに追従し、最新化された宛先リストを提供するため、管理者はいつあるか分からないクラウドサービスの更新に追従する、面倒なメンテナンスから解放されます。

  • マルチリージョンの設備で災害対策にも活用

    リージョンを東日本、西日本から選択可能で、両方のリージョンをご契約いただくことで、災害対策として利用することもできます。

IIJクラウドプロキシサービス導入のメリット

SaaSの利用拡大により高まるネットワーク負荷。この動画では、よくある4つの対応策と、クラウド側で通信を振り分ける「IIJクラウドプロキシサービス」を比較します。

 

サービスメニュー

基本機能として宛先リストテンプレートをご提供。クラウドプロキシは、サービス提供のクラウドバイパスとお客様環境の機器から選択できます。

サービスメニュー(画像)

主な機能

振り分けルール作成

分かりやすいUIでルールを編集。設定同期もボタン1つで。

コントロールパネルではルールの編集、順位付けの変更とクラウドバイパスへの同期指示ができるほか、長時間の編集作業を想定した一時保存機能があります。

振り分けルール作成(画像)

コントロールパネルでの振り分けルール作成例を、動画でご覧いただけます。

サービス設備からインターネット接続サービスをご提供

用途を限定したトラフィックの振り分け先として

100Mbpsを上限としたベストエフォートのインターネット接続を提供します。出口のグローバルIPアドレス(変動あり)はお客様に公開されます。

例えば、会社で信頼済みと定義されており、ファイアウォールやプロキシを通す必要のない特定クラウドサービスのトラフィックを流すなどの使い方が可能です。

「IIJインターネットアクセスサービス接続オプション」のご利用で、本サービスから直接インターネットへ抜ける帯域の拡張も可能。1Gbpsを上限としたベストエフォート型と帯域保証型から選択できます。固定IPアドレスを付与できるため、送信元IPアドレスによるアクセス制御にもご利用いただけます。

サービス設備からインターネット接続サービスをご提供

外部クラウドプロキシ連携

クラウドプロキシ機器は自社環境に配置し、宛先リストの更新はサービスに任せたいというお客様向けの連携サービスです。コントロールパネルから宛先リストテンプレートを編集し、APIでご希望の情報を取得できます。
※クラウドプロキシ機器の手配や設定はお客様にて実施いただきます。

外部クラウドプロキシ連携(画像)

APIサンプルプログラムのご提供

本サービスのAPIを使ってクラウドプロキシ機器に設定を投入できます。サンプルプログラムもご用意しています。

<サポート対象のクラウドプロキシ機器>

サポート対象のクラウドプロキシ機器(画像)

外部クラウドプロキシ連携を利用した構成例

外部クラウドプロキシ連携を利用した構成例(画像)

ご利用料金

ご要件に応じて個別にお見積もりします。営業担当またはWebフォームへお気軽にお問い合わせください。